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2016-04-25

「月面でも大丈夫」「理解を超えている」 史上初の快挙でマエケンに絶賛の声!

ロサンゼルス・ドジャースの前田健太は現地23日、敵地でのコロラド・ロッキーズ戦に先発。6回1/3を投げて3安打、1四球、8奪三振、無失点で無傷の3勝目をマークした。 ロッキーズの本拠地クアーズ・フィールドは「打者天国」として知られる。標高1マイル(約1600メートル)の高地にあるため、打球が通常よりも飛ぶからだ。ロッキーズ公式サイトによると、クアーズ・フィールドでは海面(標高0メートル)と比較した場合「打球の飛距離が9%伸びる」という。だが数々の名投手が苦しめられたこの地の特性も、前田には影響なかった。 
この日に前田が取った19個のアウトのうち、外野フライは3個だけ。残りの16個は三振、内野ゴロ、内野フライだった。3本の被安打も外野の前にライナー性で落ちる2本と内野安打が1本。いくら打球が伸びる打者天国とはいえ、外野への飛球を許さなければ大やけどはしない。そもそも打球を飛ばさせない三振ならなおよしだ。言うは易しの投球を、前田は丁寧な制球で実現した。その結果が6回1死までノーヒットという快投となり、かつてこのスタジアム史上初のノーヒットノーランを達成したドジャースの大先輩、野茂英雄の快挙をファンに思い起こさせてくれた。 快挙を逃した6回は初ヒットからの3連打で1死満塁と、この日最初にして最大のピンチに。打席には昨季に42本塁打、130打点と大ブレイクし、今季もここまで7本塁打と好調なノーラン・アレナド。4点リードとはいえ、ここで失点すれば試合の行方が分からなくなる重要な場面だ。 
ここで前田は臆することなく内角中心のピッチング。0-2と追い込んでから内角高めの速球を見せ、最後はチェンジアップで完全にタイミングを狂わせた。セカンドへのインフィールドフライ。続く4番ジェラルド・パーラも速球2つで0-2とし、最後は低めのスライダーでピッチャーゴロに打ち取った。これなら「打者天国」の影響も全く関係ない。相手打者にバッティングをさせない、理想的なピッチングだった。ロッキーズの主砲カルロス・ゴンザレスも、「(前田は)インサイドもアウトサイドもしっかり投げてきたから絞りづらかった」と脱帽していた。 
3勝目を挙げた前田は、防御率もリーグトップの0.36に。メジャーデビューからの先発4試合で20イニング以上を投げて1失点以下は、史上初の快挙となった。2試合ぶりにバッテリーを組んだA.J.エリスは「クアーズ・フィールドでの初登板、ロッキーズの強力打線との初対戦でこれだけの投球をするなんて、ケンタのすごさは言い尽くせない。理解を超えているよ」と、前田を絶賛した。デーブ・ロバーツ監督にいたっては、「(前田は)月面でだって投げられる」とユニークなコメント。低目への制球を保ち続けた前田ならば、重力が地球の1/6の月でも問題ない。コントロールを身上とする投手に対して、これ以上のほめ言葉はないかもしれない。 
日本で通用すれば、海外でも通用する。投手のレベルは、高い。怪我しないようにするだけ。今日も元気で!

もうすぐ夏!














































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